冬の足音が聞こえてきそうな今日この頃。
街では半袖を着ている人も少なくなってきました。クスノキも急いで押入れの奥から秋冬物をごそごそ探して着ています。
この時期になると、お散歩の途中や、ふと窓を開けた瞬間にお鼻をくすぐる香りがあります。
金木犀さん。
甘くて柔らかい香りが辺りに漂うと、なんだか懐かしい気持ちになりますよね。我が家のお庭にも小さな金木犀さんがいて、毎晩雨戸を閉める時に優しい香りがホワっと部屋の中に舞い込んできます。なんだか「今日も1日お疲れ様」と声をかけてもらったみたいで、心が安らぎます。
眠る前に少しだけ窓を開けて深呼吸してみると、秋の気配を感じることができるかもしれませんよ。
寒くなると温かいものが恋しくなります。
久しぶりにココアちゃんを購入しました。
我が家の定番はSWISS MISSのマシュマロさん入り。
この濃さが良いのです。そしてマシュマロさんは必ず入っていて欲しい。しかもこの小さくてちょっとサクサクしている子じゃないとダメ。
少し肌寒くなった夜に、膝掛けさんとココアちゃんをお供に読書に耽るのも良いかも。また何冊か気になる作品があるので、今度本屋さんを覗きに行ってこようと思います。
空気がすっかり秋です。
そろそろ半袖さんとはお別れの時が近づいているようです。今になれば、あの夏の猛暑も嘘のようで、うっかり暑さでグダグダ過ごしていたことを忘れてしまいそう。
今日はそんな陽気に誘われて、相方とブラブラお散歩をしてきました。目指すは以前から気になっていたケーキ屋さん サン・ルイ島さんの鎌倉山店です。
本当は大船駅から湘南モノレールに乗って西鎌倉駅から歩こうかとも思ったのですが、お空があまりにも綺麗に晴れていたので、お店まで歩くことに。
久しぶりにすっきり快晴。何もなくてもウキウキしてきます。地図を持たず、勘を頼りにてくてくと進んでいきます。
途中何度もモノレールさんに抜かされながら、坂道をえっこらえっこら。道の脇には林が広がっていたりして、ちょっとした山登りみたいでした。
大船駅から1時間半程歩いて、ようやくサン・ルイ島さんに到着。小さな可愛らしい佇まいの店舗で、ガラスケースの中にはキラキラ光るケーキさん達が種類豊富に並んでいます。ちょっとですがイートインスペースもあったので、そちらでケーキさんを頂くことに。相方はバナナタルト、クスノキはカシス。バナナタルトは伝統的でどっしりとした味わい。カシスは甘さ控えめで香が良く、程よい酸味が効いていて、どちらも美味しく大満足でした。
サン・ルイ島さんは鎌倉山店の他にも、逗子駅前店、葉山店があるそうなので、もし近くにお越しの際は寄ってみてくださいな。
さてさて、お店を出て帰る頃にはお天道様の様子もすっかり夕方の陽射しに。さすがに歩くことは諦めて、西鎌倉駅からモノレールさんに乗って家路につきました。
最近、週末は予定が入っていることが多く、久々に相方と過ごした日曜日はとても充実していて、感謝感謝です。日々の忙しさに埋没しがちなお互いを思いやる気持ちを再認識できた週末でした。
近頃は涼しくて、なんだかとっても過ごしやすい日々ですね。たまに思った以上に寒い事もあるので、こっそり鞄に毛糸の帽子ちゃんを潜ませている今日この頃。
久しぶりに実家に顔を出すことにしました。
あまりにも外が過ごしやすくなったので、ふと思い立ち、実家に行く前に近所の公園へお散歩に行くことに。そこは全然大きくはないのですが、ちょっとした池があり、周りも緑に囲まれていて、住宅街の中にポツンと存在する場所なのですが、鳥さん達がよく集まっているのです。
この日はカモさん、アヒルさん、チャボさん、ハトさんに会うことができました。他に亀さんや鯉さんも。なかなか愛嬌のある方達で、クスノキも思わず笑みがこぼれます。
池のほとりに東屋があるのですが、そこで写真を撮りに来ていたおじいさんと少し談笑。この日はカワセミさんを撮りに来ていたそうですよ。こんな街の中にカワセミさんが来ることがあるなんて!と、かなり驚きました。
自分の身の周りにある、こういう場所を大切にしなきゃいけないなぁ、と実感。素敵な時間を頂きました。
さて、その後てくてくと実家へ。
この顔を見ると安心しますね。迎えてくれてありがとう。おイヌさまは今日も元気に遊んで、存分にお昼寝もして、たっぷり人に甘えて、自分に素直に生活しているようでした。
そんなおイヌさまはクスノキにはたまにこういう風に見える時があります。
可愛いけど小憎らしい。でも、それが愛しいということなのかも、なんて思います。
あ、でもいつもこんな顔の訳ではなく、たまには神妙な顔つきになることもあるんですよ。
ほんの一瞬ですが。
空は少しずつ高くなってきているのに、湿度が夏のままで息苦しささえ感じます。エアコンさんにはまだしばらく除湿モードで働いてもらわねば。
久しぶりに実家へ行ってまいりました。
空調の効いた部屋でウトウトおイヌさま。
今日も一通り歓迎の儀式が済むと、クスノキの側らでお昼寝です。ほよほよした体を撫でていると、こちらまで眠くなってきます。
本日のおイヌさまは丸まってお休み中。
綺麗なまんまる。
この背中がたまりません。思わず触りたくなります。もしかしてこれは撫でさせるためのおイヌさまの策略では?!などと思ってしまいます。
しかし、ふと顔を覗くと・・・おイヌさま、お鼻が曲がっていますよ~。いつもこのお鼻の柔らかさに驚きます。床に押し付けてふむふむと匂いを嗅いでいる時など、左右上下に自由に曲がり、見ていて「クスッ」と笑ってしまいます。
今日もいっぱいおイヌさまに和ませていただき帰路につきました。いつも無邪気に甘えてくれる彼らの力は偉大です。気持ちがほこほこと温かくなりますよね。甘えさせてもらっているのはこちら側なのかな、なんて思います。ありがとね。
皆さまはいかがお過ごしですか?
我が家は、相方が遅い夏休みを取れたため、クスノキも合わせて仕事をお休みして、2人で2泊3日の日光旅行へ行ってきました!
大半の方が、日光といえば修学旅行などで1度は訪れたことがある地だと思うのですが、クスノキにとっては初めての訪問。 と言うことで、今回は定番の観光地へ行くことに。
■日光 東照宮
小雨の降る中を見学させていただいたのですが、霧の中に建物や杉の巨木たちが佇んでいて、なんとも幽玄でした。
鮮やかな柱や屋根の色、細かい装飾、表情豊かな彫刻の数々。歴史の教科書の中でしか知ることのできない時代に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥りました。
靄の中の東照宮は心の中を静かにするようです。
■いろは坂・華厳滝
午前中いっぱい雨が降り続いていたのですが、お昼過ぎから一気に晴れてきたこの日。急激に地面がお天道様の熱で温められ、霧や雲が大発生。
いろは坂の途中もたまに靄が立ちこめていたりしましたが、高台から眺めると山に沿うように雲の影が移動しているのが見え、なんともすがすがしい気持ちになりました。
華厳滝は先日の台風の影響で、水量が通常の20倍近く。立ち上がる水しぶきと霧の中に現れる豪快な滝と青空。気持ちが洗われる気がします。
■戦場ヶ原
ただただ広がる湿地と空。
ここには豊かな動植物の生態があり、すぐ近くに息づく気配を感じられる場所でした。
戦場ヶ原の外れに自然情報センターがあり、職員さんが色々と親切に教えてくれましたよ。動物さん大好きの相方とクスノキは思わず夢中で話に聞き入り、長々と入り浸っていました。
■お宿
旅行前にネットでお泊まりする場所を探していた時に偶然発見した素敵なお宿。
日光インさん→web●
昔ながらの日本家屋を、少し手を加えてお洒落に住みやすくアレンジした宿泊施設。
土間や畳、雪見障子に縁側。日本人として求めているものをここで再確認した気がします。
小さな台所もあり、簡単な食器や調味料も揃っているので、自分たちのペースで過ごしたい方にはピッタリなお宿では?
相方と2人、到着するなり「素敵!」を連発。旅行がこのお宿のお陰で、倍は楽しめました。
■出会い
こんなに様々な方たちと出会えるとは思っていなかったので、日光の自然の豊かさを改めて実感。
修学旅行だけで終わらせておくにはもったいない。大人になってからの方が日光は楽しめるのかな、なんて思いました。
自然と歴史がバランス良く共存していて、元々の日本人が持っている心の豊かさが生き返る場所だと思います。日常に疲れたり、悩んだらプラっと訪れるのも良いかもしれません。