【2007/08/21 (Tue)】
暑さはまだまだ続きそうですね。
皆さん、夏バテなどしていませんか?
夏になると本屋さんが賑やかになります。
夏休みの宿題「読書感想文」の為に文庫本などが増えるからです。クスノキも夏になるとなんだか本を読みたい気持ちがいつもよりも増えてきます。店内に文庫本がたくさん平積みされている様子にそわそわ。気づくと何冊か購入しています。
今年は猛暑でお外に出るのはちと辛い。
そんな時こそ読書じゃ!と、いうことで、クスノキが8月中に読んだ本を紹介します。
■『ぽろぽろドール』 豊島ミホさん著
本屋さんでうろうろしていた時に偶然発見。タイトルと表紙の雰囲気にやられて購入しました。お人形を共通の軸にした短編集。女の子なら1度は陥ったことがあるだろう気持ちを、とても柔らかい文章で紡いでいらっしゃいます。ですが心を穏やかにしてくれるだけではなく、心の隅をチクリと刺されたような、隠していた闇を少し覗かれたような、そんな読後感。「女の子は可愛いだけじゃないのよ」と思っている方は読み終わった時にフフフと微笑まれるかも。
■『大きな熊が来る前に、おやすみ。』 島本理生さん著
こちらもタイトルと、酒井駒子さんの表紙の絵に惹かれて読むことにしました。恋人が一緒に暮らすこと、暮らし始めることをテーマにした短編集。クスノキも相方と結婚しているとはいえ、まだまだ恋人(もしくは親友)感覚が強いので、一緒に暮らしていることに未だ不思議な気持ちになることがあります。この本の帯の「二人で暮らすという果敢な冒険」という言葉通り、恋人と暮らすということは新たな発見や幸せや軋轢や挑戦に彩られた「冒険」なんだなぁ、と改めて納得。3作収録されているのですが、私は「猫と君のとなり」という作品がお気に入りです。
■『となり町戦争』 三崎亜記さん著
随分以前から気になっていたのですが、なかなか購入しないまま、今更ながら読みませていただきました。戦争について、それぞれに考えや思いがあると思いますが、そのことについて日常的に考えることはほとんどないと思います。ですが、こうしている間にも私達の知らないところで戦争は存在していて、もしかしたら知らないうちにそれに加担しているかもしれない。良いか悪いかということでなく、「戦争」というもの自体について考えさせられる作品でした。読み終わると、日常の景色が少し変わる気がします。
■『おやすみプンプン①』 浅野いにおさん著
マンガです。とってもシュール。クスリと笑えて、たまにゾワっとなる。男の子にとってはオトナも女の子も不思議で訳が分からなくて怖いものなんだな、と。すっごく簡単に言うと、プンプンという男の子の成長記。ですが、プンプン一家は悪戯書きのトリさんのような姿で、なんだかリアリティはまったくないのに、逆に現実が浮き彫りにされるような気がします。2巻が気になるところです。
■『鋼の錬金術師⑰』 荒川弘さん著
1巻からずっと読み続けているマンガ。もう有名すぎるくらい有名なので、あえて何も言いませんが、続きがとっても気になります。次巻は年末の発売ということで、今から待ち遠しいです。
こんな感じで、小説、マンガを織り交ぜつつ、クスノキの夏の読書は進んでいます。夏休み時期が終わっても、まだしばらくは本屋さんに文庫本が並んでいるので、また目ぼしい作品を探しに出かけようと思います。
皆さん、夏バテなどしていませんか?
夏になると本屋さんが賑やかになります。
夏休みの宿題「読書感想文」の為に文庫本などが増えるからです。クスノキも夏になるとなんだか本を読みたい気持ちがいつもよりも増えてきます。店内に文庫本がたくさん平積みされている様子にそわそわ。気づくと何冊か購入しています。
今年は猛暑でお外に出るのはちと辛い。
そんな時こそ読書じゃ!と、いうことで、クスノキが8月中に読んだ本を紹介します。
■『ぽろぽろドール』 豊島ミホさん著
本屋さんでうろうろしていた時に偶然発見。タイトルと表紙の雰囲気にやられて購入しました。お人形を共通の軸にした短編集。女の子なら1度は陥ったことがあるだろう気持ちを、とても柔らかい文章で紡いでいらっしゃいます。ですが心を穏やかにしてくれるだけではなく、心の隅をチクリと刺されたような、隠していた闇を少し覗かれたような、そんな読後感。「女の子は可愛いだけじゃないのよ」と思っている方は読み終わった時にフフフと微笑まれるかも。
■『大きな熊が来る前に、おやすみ。』 島本理生さん著
こちらもタイトルと、酒井駒子さんの表紙の絵に惹かれて読むことにしました。恋人が一緒に暮らすこと、暮らし始めることをテーマにした短編集。クスノキも相方と結婚しているとはいえ、まだまだ恋人(もしくは親友)感覚が強いので、一緒に暮らしていることに未だ不思議な気持ちになることがあります。この本の帯の「二人で暮らすという果敢な冒険」という言葉通り、恋人と暮らすということは新たな発見や幸せや軋轢や挑戦に彩られた「冒険」なんだなぁ、と改めて納得。3作収録されているのですが、私は「猫と君のとなり」という作品がお気に入りです。
■『となり町戦争』 三崎亜記さん著
随分以前から気になっていたのですが、なかなか購入しないまま、今更ながら読みませていただきました。戦争について、それぞれに考えや思いがあると思いますが、そのことについて日常的に考えることはほとんどないと思います。ですが、こうしている間にも私達の知らないところで戦争は存在していて、もしかしたら知らないうちにそれに加担しているかもしれない。良いか悪いかということでなく、「戦争」というもの自体について考えさせられる作品でした。読み終わると、日常の景色が少し変わる気がします。
■『おやすみプンプン①』 浅野いにおさん著
マンガです。とってもシュール。クスリと笑えて、たまにゾワっとなる。男の子にとってはオトナも女の子も不思議で訳が分からなくて怖いものなんだな、と。すっごく簡単に言うと、プンプンという男の子の成長記。ですが、プンプン一家は悪戯書きのトリさんのような姿で、なんだかリアリティはまったくないのに、逆に現実が浮き彫りにされるような気がします。2巻が気になるところです。
■『鋼の錬金術師⑰』 荒川弘さん著
1巻からずっと読み続けているマンガ。もう有名すぎるくらい有名なので、あえて何も言いませんが、続きがとっても気になります。次巻は年末の発売ということで、今から待ち遠しいです。
こんな感じで、小説、マンガを織り交ぜつつ、クスノキの夏の読書は進んでいます。夏休み時期が終わっても、まだしばらくは本屋さんに文庫本が並んでいるので、また目ぼしい作品を探しに出かけようと思います。
PR